参謀学コラム内に、カテゴリーとして「参謀の自省録」を設けました。
毎週日曜のコラムとは少し違い、こちらでは、私自身の学び、迷い、自戒、思考の背景を不定期に綴っていきます。
今回は、中年を迎えてからの学び直しと、自己投資を不良資産にしないための問いについて書きました。
少し静かな読み物として、お付き合いいただければ幸いです。
▶自省録を読む|中年からの学び直しを、不良資産にしないために
参謀学コラム内に、カテゴリーとして「参謀の自省録」を設けました。
毎週日曜のコラムとは少し違い、こちらでは、私自身の学び、迷い、自戒、思考の背景を不定期に綴っていきます。
今回は、中年を迎えてからの学び直しと、自己投資を不良資産にしないための問いについて書きました。
少し静かな読み物として、お付き合いいただければ幸いです。
▶自省録を読む|中年からの学び直しを、不良資産にしないために
SaaS業界の変化をきっかけに、売上の成り立ちについて考えました。
売上は、単なる数字ではなく、理由を持った結果です。
自社の売上は、何に対する対価なのか。
変化の時代に問われる、企業進化の条件を考えます。
変革は、壊すことだけでは終わりません。
そのあとに、どのような現実をつくるのか。
歴史の出来事を手がかりに、変革の本質と現実のつくり方を考えます。
かつて関わった一社の倒産。
そこにあったのは、特別な失敗ではなく、意思決定の「小さなズレ」の積み重ねでした。
売上拡大の裏で見落とされがちな、固定費、資金繰り、現場の歪み。
あなたの会社は、同じ流れに入りかけていないでしょうか。
拡大の前に必要な「守りの設計」と「反論の力」とは何か。
ぜひ本編をご覧ください。
伸びているときほど、判断は強気になりやすいものです。
そのような場面こそ、どこで止まるかを先に決めているかが、経営の質を分けるのではないでしょうか。
経営資源は、活用されてこそ価値になります。
企業には、人、資金、時間、情報など、さまざまな経営資源があります。
それらを適切に組み合わせ、組織として機能させ、成果へと結びつけていくこと。
私たちは、それこそがマネジメントだと考えています。
マネジメントは、単なる管理技術ではありません。
企業にある資源を活かし、現場で動く仕組みへと変えていくための技術です。
Pro. とは、細部まで整え、合意形成のために動き、小さな成果を積み重ねながら、約束した成果をあきらめないこと。
私たちは、そうした能力と姿勢を Pro. と考えています。
その実践を通じて、経営の意図を現場で動く仕組みに変えていくこと。
それが、ベルロジックの役割です。
「隣人の夢を愛し、育み、実らせろ」
誰と関わり、何のために力を尽くすのか。
その答えが、私たちの姿勢を定めます。
私たちにとって「隣人」とは、関係性を築いた人たちのことです。
世の中には、さまざまな価値観があります。
深く共感できる価値観もあれば、そうではない価値観もあります。
そこにあるのは、良し悪しではなく、合うか合わないかの違いです。
だからこそ私たちは、誰にでも応えるのではなく、関わると決めた相手に誠実であることを大切にします。
この言葉は、誰と関わり、何のために力を尽くすのかを自らに問い続けるための、自分たち自身への命令です。
寄り添い、共に考え、実装まで伴走する。
私たちにとって、これは欠かせない基本姿勢です。
正解は、最初から定まっているものでも、辿り着けば終わるものでもありません。
だからこそ私たちは、その時々の状況に応じた最適解を見極め続けます。
そのために、試行錯誤を重ねながら、わずかな違和感も見逃さないことを大切にします。
曖昧なままにせず、言語化を諦めず、解像度を高めていく。
その積み重ねによって、感覚を確からしい見立てへと変え、打ち手の精度を高めていきます。
危うい打ち手を避けながら、正解へ近づく一手を見極め、その精度を高め続けること。
そこに、参謀としての私たちの役割があります。
企業ロゴは、単に印として存在するものではなく、その企業が何を大切にしているのかを映し出すものだと、私たちは考えています。
ベルロジックのロゴにも、理論を実践へつなぎ、実践によって理論を鍛え直すという姿勢を込めています。
ベルロジックのロゴは、本を半開きにして立てた姿をモチーフにしています。
左側の三角は、表紙越しに見える内側のページを表し、理論を意味しています。
右側の長方形は、その理論が社会へ踏み出し、実践へと移っていく姿を表しています。
理論をもとに実践し、実践によって理論を磨き直していくこと。
ベルロジックのロゴには、その往復を通じて価値を生み出す私たちの姿勢を込めています。
私たちが取り組むのは、目標と制度、制度と報酬をつなぎ、経営の意図を現場の運用へと落とし込むことです。
人と組織が機能し、現場の実態が見え、数字が経営判断に活きる。
そうした状態を整えることで、企業が次の一歩を踏み出す土台をつくります。
人と組織が本当に変わるのは、知識を得たときではなく、その知識を現場で使い、現場に合わせて磨き直す必要を実感したときです。
ベルロジックの研修が重視しているのは、理論を伝えて終えることではありません。
経営が崩れる兆候、判断の遅れ、組織のほころび。
そうした現実を具体的に伝え、学びを現場で生きる力へとつなげていくことを重視しています。
運営不振に加え、取引先との関係にも課題を抱えた事業についてご相談をいただきました。事業売却を前提に、運営委託先に対する責任整理と契約解消、業界団体からの脱退に伴う条件交渉、一部従業員による現場分断への対応など、複数の課題整理を進めました。その後、想定より早く売却先が決まり、一定の役割を終えることができました。本業から離れた事業を運営する難しさと、資本を取り巻く関係者それぞれの思惑が複雑に絡み合う現実を実感した機会でした。
社長が売上をつくる一方で管理体制が機能せず、従業員の不満も蓄積する状況でご相談をいただきました。1on1を重ねて本音を丁寧に聞き取り、朝礼や営業会議、年一回の評価と昇給の仕組みづくりへとつなげました。不満が解消し切ったとは言えませんが、気持ちを正直に伝え、改善へ向かう流れが動き始めています。売上を伸ばすことと経営を安定させることの違い、そして耐える側の苦しさを深く知る貴重な機会でした。
事業承継後の管理体制見直しについて、ご相談をいただきました。古参社員による昭和的な管理体制に悩まれていたようです。着任後は、代表とともに、変わることの意義と協力を求めるための協議を何度も重ね、最終的には古参社員の独立開業と業務提携に至りました。その後、既存人材の幹部登用、全社員による定期的な社内学習会と課題協議会の設置など、新体制がスタートしました。改革は一日にして成らないこと、その痛みと希望を実感しあえた貴重な機会でした。
管理体制の不備についてご相談をいただきました。「パート従業員をうまくまとめきれなくて…」と悩まれていたようです。時給基準の曖昧さが、人件費と成果の不整合を招いていました。一律だった時給を、簡易なエクセル計算によって能力を数値化し、差を設けました。当然、不満は出ましたが、粘り強く丁寧に説明を重ね、理解していただくに至りました。管理は問題の未然防止のために必要であることを実感しあえた貴重な機会でした。
長年勤務するスタッフに対する不満が募り、知人を介してご相談をいただきました。介入後、観察期間を経ても悪質な態度が確認されましたが、心情の理解に努め、ケアを推奨しながら丁寧に対応したことで、役割の変更にも同意していただきました。さらに、業務オペレーションにも課題が見られたため、内容と手順を可視化し、スタッフの能力に応じた難易度別の役割選定と手順の試行錯誤によって是正することができました。仕事と作業の違いを明確に実感しあえた貴重な機会でした。
利益率が年々右肩下がりとなっている状況を懸念されてのご相談でした。長年、建築関連の現場に従事してこられたため、今さら何から始めればよいのかと不安を抱えておられたようです。介入後、技術のたな卸しを進めるなかで、意外にも需要がひっ迫する別業界に、自分たちが培ってきた技術を横展開できる可能性を発見しました。人づてに、職人気質を前面に出した営業を実施し、新たな取引先の開拓に成功しました。技術の横展開と灯台下暗しを実感しあえた貴重な機会でした。
構想はあるものの具体化できないことに歯がゆさを感じられ、ご相談をいただきました。「ツールだけならエクセルで何とか…」と思いながらも、多忙のため長く後回しになっていたようです。目的と完成イメージが明確でしたので、こちらとしても内容を理解しやすく、作業に移るまでに時間はかかりませんでした。確認と修正を数回重ねた結果、無事にご満足いただけたようです。今後は運用の難所を一つずつ乗り越えていただけることを願っています。
スタッフとの軋轢に危機感を持たれ、ご相談をいただきました。多角化経営を進める一方で、内部管理体制は手つかずのままでした。各制度の企画段階からコアスタッフにも加わっていただき、皆さんが小さな改善を一つずつ積み重ねてくださいました。多くの時間と労力を要しましたが、皆さんの諦めない取組みと小さな成功体験の積み重ねによって、成果につなげることができました。運用に終わりはありませんが、執念の大切さを皆さんと実感しあえた貴重な機会でした。
スタッフの増員に伴い、社内でのコミュニケーションミスが起こりはじめたことに危機感を持たれ、ご相談をいただきました。「いつかは理念や方針を定めなければ…」と思いながらも、日々の忙しさのなかで後回しになっていたようです。研修とファシリテートには時間を要しましたが、皆さんの真剣な姿勢と笑いのある緩急に富んだ取組みによって、形にすることができました。言葉を選ぶことの難しさと大切さを、皆さんとともに深く実感した貴重な機会でした。
| 会社名 | ベルロジック株式会社 |
|---|---|
| 代表取締役 | 青木永一 |
| 住所 | 大阪府寝屋川市大成町11番9-101号 |
| 事業内容 |
・中小企業・小規模企業に対する経営支援・実働伴走支援 ・組織開発支援(管理職育成、人事制度設計・導入等) ・目標・評価・報酬の整合設計支援 ・管理会計の導入・活用支援 ・既存事業の再構築、新規事業の企画・立ち上げ支援 ・人材確保・定着を支える体制整備支援 ・経営・マネジメントに関する社内研修、セミナー等の企画・実施 |
| その他の事業 | ・不動産関連事業 |
課題が最初から整理されている必要はありません。
「何から考えるべきか分からない」という段階からでも、ご相談いただけます。
現状や背景を丁寧に伺いながら、何を優先し、どこから着手すべきかをともに整理していきます。
まずは、いま見えていることからお聞かせください。