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情報との向き合い方

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Web上からの情報収集は今や無くてはならないもの。
単なる娯楽情報を集めるという範疇ならば、多くは誰にも何の迷惑にはならないし、誰も傷つかない、傷つけないとは思う。

しかし、情報収集をシリアスな内容で必要とする場面、人も多いのがリアルな世界の話しです。

何が本当のことかを取捨選択するのは本人の「技術」に寄るところが多いのも本当なところ。
能力ではなく、それが「技術」であるということを強調しておきたいところです。
あくまでも事後的に習得可能なもの。

例えば、家族が病に倒れ藁をもすがる思いで情報がほしいという時を想定した場合の話しとして、

このような医療の問題で収集するならば、検索欄に病名などの検索ワードを入力したあとにプラスして普段は使用しないワードですが、知ってはいるはずの言葉として「ガイドライン」や「鑑別」と入力するだけでも異なる結果になります。
また、医療機関が使用するドメインを入力するのも有効な手立てのひとつ。
「.dental」「.clinic」など。

学術関係ならば、「ac.jp」、政府関係の情報ならば「go.jp」などを付け足すだけで信頼度の高い情報にたどり着く確率が高まります。

あくまでも受信者にとって必要なものかは、そこから改めての選別にはなりますが。

 

私がここで伝えたいことは、医療について情報を集めたい時に、主の検索ワードにプラスして、「治療」や「原因」などの誰もが使用するものでは、サイト運営者側も検索者からのヒット確率を高めるために(SEO対策)昼夜問わず努力していることなので、そのワードでヒットするように仕向けるのが当然、前提としてあります。
サイト運営者側からすれば、まさに予想通りということ。
これは決して悪いことではありません。
むしろ褒められることではないかと考えています。

学会やクリニックのサイトに記載されている内容は、確かに読みづらいものも多いのが事実。
使用されている言葉が、なぜか難解というのが大きな理由のひとつに挙げられます。
しかし、それを逆手に取ることが私たちにでも習得可能な「技術」であると考える所以なのです。

信憑性の高い情報を集めようと思うならば、考えることへの挑戦を辞めてはいけません。

どこのサイトかの検証すらしないで、無防備に信じた結果、ケガをした後の責任はあなたにあるとしか言いようがないということを認識しておく必要があります。
確かにその一端は発信者側にもあるとは思わないでもありませんが、やはり受信者側が未然に防ぐことが求められるものではないでしょうか。
正しい型を身につけてしまえば、あとは経験だけ。
思考力構築への挑戦は辞めてはいけません。

また逆に、情報を発信する際には、コントロールが効くものと効かないものを予め認識しておくことが重要になります。
特に企業としては、様々な例が示すように、最悪は命取りにも成りかねません。

発信した後の情報伝達の進路想定や、起こりうる問題を構造化にして捉え、ある一定の範囲のリスクをシナリオ予測して備えておくこと。
先を読んで、想定した「注意書き」などを予め行っておくことで先手を打っておくことが必須であると考えています。

情報が錯乱する渦中だからこそ、リテラシーは自らの意志で身につけておきたいものです。

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